原状回復工事の際のクロス張替え、水回りのリフォーム
トイレや洗面台など水回りのリフォームをどうするのかという問題は入居付けを行う大家さんにとってとても重要です。お勧めはやはり手軽にできるクロス張替えでのプチリフォームです。
クロス張替えというのはリフォームの中では最も安価で低価格でできる工事になりますのでこれらのクロス張替えのみによって賃貸のお部屋をおしゃれに演出することはとてもコストパフォーマンスに優れ大家さんからすると必ずやったほうが良い工事となります。
現在の流行としてはと北欧風やカントリー風、アジアン風などのコンセプトを持ってプチリフォームを行っていくのが良いと思います
さらに今の流行としましてはエイジング加工を施したウッド系のクロス（ホワイトウッドや木目）も流行っておりますので是非取り入れてみてはいかがでしょうか、
またトイレには奥の壁1面のみを違う色のクロスにするアクセントクロスの施工がお勧めです。漆喰のような風合いのあるクロスで色は濃い青のような色を使用すると見た目に重厚感が出てとても高級感のある仕上がりになります。トイレは基本的にはトイレタンクのある一面と他には天井だけリーフ柄を選ぶというのもいいですね。
ただトイレのリフォームをするというのはとてもいいアイデアなのですが昔の和室の多い住宅にありがちなタイルが張ってあるトイレであるとリフォームの難易度は格段に上がります。施工する際は壁がタイルの場合はそのままクロスを貼ると剥がれてきてしまいます、下地パテを塗って下地の調整をしましょう、平らにしてからクロスを貼り付け、もし既存のクロスがある場合はそれをはがしてから新しいクロスを貼っていきます。
注意点としてはタンクの後ろ側はできればタンクを外してから貼るのが理想なのですが、タンクと壁の隙間が狭い場合など出来ない場合は隙間からクロスを差し込んで張るようにいたしましょう、しわにならないように注意です。
クロス張りだけなのに居室やリビングのリフォームが失敗する原因とは
失敗する可能性が高い例としては何と言ってもDIYリフォームでしょう。必要な道具や手順をユーチューブなどを見て勉強している人であれば自分で張替えることができるものの、特段器用な人でも無い限りはいかにも素人が施工した感じが出てしまってそういった物件は賃貸に出しても入居が決まることはまずないでしょう。
リビングの雰囲気を変えたいのであればクロス張替えを検討するのがいいでしょう、失敗する原因を知っておくと今後長く賃貸経営をするうえで役立つことでしょう
まず失敗する原因として一番多いのは色やデザインなどのクロス選びに失敗するというものです、イメージをちゃんと持ったうえで工事に入らないと見た目が期待通りに絶対に仕上がりません。派手すぎて落ち着かないとか逆に地味でくらいリビングになってしまうとかやらないほうが良かった状態になってしまいます。
他にも明るい感じが良いからと真っ白いクロスを貼るのもNGです。真っ白のクロスはほんの少しの誇りや手あかなども付きやすく傷も目立ってしまうので賃貸向けとは言えないでしょう、
カタログで見ている時点では白だけど少し黄ばんでるかな？少し濁った白だな？もう少し真っ白がいいな？などと思うかもしれませんが実際に貼ってみると新品のクロスはかなり白いです。
日当たりが悪い部屋などで明るいイメージにしたいという思いが強すぎて真っ白なクロスを選ばないようにしましょう、ちょっとした手あかや擦った跡なども残ってしまい返って汚らしく見えてしまいます。
賃貸戸建てのリフォームとは？クロス張替えはどうすればいいのか
戸建て住宅というのはアクセントクロスには不向きではないか？と考える人もいるのではないでしょうか？たしかに古いいかにも和な感じの戸建て住宅に洋風のポップなアクセントクロスでは見た目の違和感がでてしまいますね、しかし以前は白のクロスを張っていた戸建て住宅でも、壁の1面を別の色にするアクセントクロスでの張替えは古い住宅であっても新しくオシャレに見せることは可能です。
特に賃貸の場合ですと冷蔵庫を置いていたりとか洗濯機を置いていたりして壁の一面だけが汚いといったことがよくあります、経年劣化でクロスが傷んでしまっていたり、拭き掃除では除去できない汚れが付いていたりシミが目立つ場合などまたは破れて穴が開いてしまった壁などなど、壁の一面だけをどうにかしたいと思ったことがある大家さんも多いのではないでしょうか？
そんな時にアクセントクロスは有効なのです。各メーカーからは数多くのクロスが販売されてます中にはデザイン性を重視したクロスもあります。例えばレンガ風、タイル風、コンクリート風、のようにとてもお洒落でデザイン的なクロスが多くの種類から探せますので、汚れた部分をきれいにできる原状回復工事と見た目をオシャレにして機能性を上げるリフォーム工事の両面の特性のある工事が同時にできますので一石二鳥となります。
自分でできるリフォーム、クロス張替えは自分で施工
賃貸経営をしている大家さんの中には自分でクロス張替えをしようと検討している人もいるかと思います、業者に依頼しないで自分で張り替えをすれば材料費だけでリフォームを行うことができますのでコストカットのために希望するはとても多いです。
現在はユーチューブなどで施工の様子を見て施工方法を学ぶことができますしショッピングサイトでは沢山のクロスが販売されております、他にも必要となる専門の道具もあります、専用の撫でハケやカッターや地ベラだあったり押さえ用のローラーなど必要です。いずれも高い道具ではないですが専用の道具なので近所のホームセンターが大きなところではないと買えない可能性があります。それらの専門道具もショッピングサイトなどで購入することができます。
クロス張替えの材料はクロスだけではありません専用の糊を購入するのを忘れないでください、最初から糊が付いているノリ付きのクロスも売っていますので素人の方はそういった材料を選んでも良いかもしれません、糊付きクロスはかなりの割高の金額だと思われる方もいるかもしれませんが糊付きクロスは乾きづらい糊を使っておりますのでジョイントの処理などに戸惑ったとしてもすぐに乾いてしまうこともなく時間をかけてじっくりと施工することができますので素人の方の施工には向いている材料かと思います。。このような流れであれば業者に依頼するよりは安く仕上げることができるのではないでしょうか
一般住宅のクロス張替えは何年ごとなのか
一般住宅の壁紙であれば耐用年数から数えて検討するとだいたい5年から10年くらいの間にクロス張替えをしていくのが良いでしょう、普通はどれくらいの期間で張替えるものなのか他の人はどうなのか気になっている人もいるんじゃないかと思います。外壁や屋根は10年が目安とされていますがクロス張替えの場合も最大で10年に一度が目安とされています、それ以上の期間を開けてしまうと今度はクロスが劣化してクロス内の水分がまったくなくなってカラカラの状態になってわかりやすく言いますと剥がれてきた塗装のようになってしまうのでクロス剥がしがとても難しい状態に陥ってしまいます。
そのようになってしまったクロスは剥がすためにヘラなどでガリガリと削ってクロスを削り落とすような作業となりますのでその後の下地調整のパテ掛けも含めますと料金が高額となってしまいます。
10年ごとのクロス張替えのタイミングを逃してしまうと返って高額な料金となってしまいますので必ず10年おきとか定期的にクロス張替えを行うようにしましょう
リフォームの際のクロス張替えの大まかな手順とは
クロス張替えを行う再は、準備を入念に行って事前に工程をきちんと確認してから作業を進めます
張り替えさえ行えば劣化している壁紙であってもデザインクロスを使ってクロス張替えをすると新築のような部屋によみがえります。 手順はシンプルで最初に汚れているクロスを剥がします。 その後に下地の調整を行い準備を完了させます。クロスは幅が決まっているので張る位置を計測して目印を付けていきます。 壁紙には糊が付いているので撫で刷毛を使って空気を抜きながら撫でていきます。 それが終わると余分な部分をカッターで切り落としてローラーで圧着していけば作業は完了です。
もし プロの職人に頼む場合は、事前にすべてのサービス内容や金額を確認して見積もり書を出してもらいます。 相見積もりなども行って入念に精査して見積り内容に納得できたら工事依頼します。工事日を決めて工事をしてもらって工事の完了を確認すれば終了です。
原状回復工事の際に既存のクロスにカビが生えていた
クロス張替えの際にクロスの表面まで黒いシミが広がっていたりすると表面だけのカビというわけにはいかず既に下地もかなり侵食されていると考えていいでしょう。
よくあるのはリフォームの工事中にクロスを剥がすと壁に見つかることがあります、常に湿潤状態になっている箇所であればカビが発生する要因になりますので水分とクロスの接着剤をエサにして壁に繁殖していることもあります。
クロス張替えだけでは解決しません、これだけでは時間の経過とともに表面にまでカビが侵食して来てしまいます。そのため張替え作業前にカビを除去する必要があります。水拭きを繰り返して乾燥させるのが良いでしょう。防カビ剤を塗ってからクロス張替え作業をするのも有効です。
カビはアレルギーを引き起こしたりして呼吸器疾患の原因にもなりますので、住む人の健康を考えてと対策をするのが望ましいです。
原状回復時のクロス張替えリフォームはいつも同じクロスでいいの？
クロス張替えというのは張替えをすることによってお部屋の雰囲気を変えたりすることができるのでそれによって空気や場合によっては気分も変えることができます。
原状回復工事の際にクロス張替えをすることは必要不可欠な工事になります。
特にクロスというのは見た目には汚れているように見えなくとも、汚れが付着していたりしてたとえ真っ白なクロスも経年劣化で少しずつ黄色んできたり黒ずんだりしてくるので定期的に張り替えることが必要です。
またクロス張替えをするときには失敗しないように以前と同じクロスにするという方法もありますがデザイン性を重視して違ったクロスをするのもいいでしょう。無地から柄物や豊富なカラーのデザイナー性のあるクロスが豊富に揃っています。
どのような場合にクロス張替えを業者に頼めばいいのか
クロス張替えは基本的に難しいものではありません、初心者でもユーチューブなどの動画などを参考にして技術を学べば綺麗に仕上げるのは可能です。
クロス張替えをすることで部屋の雰囲気を一新して空気を変えイメージをガラッと変えることができます。
多くの賃貸の大家さんは専門業者に頼みます。しかし材料で壁紙はオンラインショッピングなどで購入することができます。クロス工事は使う材料は壁紙と糊くらいのものなので業者に依頼をするよりも費用を安く抑えるには自分で施工をすることが考える大家さんもおります。
しかし天井が高い部屋などは高所での作業となり危険で難易度も高いのできちんと自分でできるのかどうか判断を誤らないようにしましょう。ユーチューブなどの動画は初心者向けに教えている動画も多いのでそれを見てきちんと判断しましょう。
原状回復工事でクロス張替えする際には安い業者を選ぶ
不動産賃貸業では商売としてお部屋を貸しているわけですので経費をできる限り抑えて利益をできる限り追求することが求められます。中でも最大の経費となるのは退去の際の原状回復工事となります、どの大家さんも常に格安の業者さんを求めていると言っても過言ではありません、そんなときにはインターネットからリフォームの一括見積サイトを利用することで原状回復リフォームを最安値でできる業者を探すことが可能です。
もちろんその気になれば自分でDIYで施工することもできます、材料はECサイトなどから必要なメートル数を購入することができますし道具やその他の材料もECサイトで買えます、しかし大家さんというのはお金をもらって住まいを貸しているわけなのです、いわば貸し出しているお部屋というのは大家さんの商品なのです。お金をいただいてその対価として貸し出しているわけですからお部屋の見た目は最低限の見た目以上にしなければなりません、DIYの施工に自信が無いようでしたらそこはやはりプロに任せましょう。
クロス張替えの際、張った直後と乾いた後の見た目の違い
クロス張替えの時には張った直後にはシワになって見えることがあります。このシワは消えるものと消えないものがあります、たいていは次の日とか糊が乾いてクロスがピンと張ると自然に消えていきます。シワになっているからと言って下手な業者さんというわけではございません、クロスというのは乾くとピンと張るのでたいていのシワはピンと張ることで無くなってしまうのです。
クロス張替えをした時シワができてもすぐにいじるのはやめてください。その場合は乾いてから対応するようにします、乾いていないのに手を入れてしまうとクロスが伸びたりして状態が悪化してしまう場合もあるのです。プロのクロス業者に依頼をすれば失敗した部分でも目立たせない方法を使ってクロス補修も可能です。自分でやって悪化してしまっては元も子もないので必要に応じて業者さんへ依頼するようにいたしましょう。
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